腰が痛くなる原因って何があるの?
まずは腰痛について話しましょう。
よくネットでも書かれている
「腰痛の80%は原因が分からない!!」
本当にそんなに分からないの??とビックリする人もいるでしょう。
実はこれの根拠は2001年にDeyoというアメリカの著名な家庭医がThe New England Journal of Medicineという凄〜く有名で権威のある医学雑誌に論文を載せたことが始まりです。
じゃあ、実際はどうなのか?
勿論、普段患者さんと接していてもちろん何で?と思うこともありますが、しっかり検査すると案外分かることが多いです。
(元々、上の発表は家庭医が出したものなので整形外科の間ではCT,MRIによる検査が十分でない事で80%という数字になってしまっていると考えられています。)
ではどんな原因があるのか。
主には以下の5つに分類されます。
・神経障害
腰部脊柱管狭窄症
腰椎椎間板ヘルニア
・脊柱変形
椎体骨折
腰椎分離症
側彎症(椎体終板障害)
・病理疾患
転移性椎体腫瘍
化膿性脊椎炎
結核性脊椎炎(実はあんまり痛くない・・らしい)
・急性腰痛症
腰椎椎間板症
腰椎椎間関節捻挫
・心因性疼痛
(ぶっちゃけよくわからない場合、ここに入ります・・・)
一般的に外来診察でよく見るのは上に挙げたものが多いです。
(ただ、結核性脊椎炎に遭遇した事はないです。)
これだけ見ても分からんわ!という方が大半だと思います。
なので今後病気を個別に説明していきます。
ではでは!!
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